流石にこうなると客商売はお手上げです

カンボジアは亜熱帯気候なので

雨季の季節。だいたい4月〜10月位までは

局地的スコールで道路が川になります(笑)

沢山の日系レストランさんがこの雨季で

壊滅的ダメージをうけてせっかく作った

お店を手放し閉店していきました(涙)

出店した場所が悪いと床上浸水(腰まで)

で店舗の電装品が全てパーになり

食材も冷蔵庫も全て買い直し

店内の悪臭がなかなか取れないとか

雨が続けばお客様も来ませんので

売上ゼロ

カンボジアの下水整備は日本のODAが

入って良い仕事をしてるのですが

一向に改善の兆し無し

それもそのはず、いくら頑張っても

カンボジア人は食べた物やゴミを

道端に捨てるのが習慣で

そのせいでせっかくの下水整備も無意味

だったりします。先日もＯＤＡの方々が

てさぐりに飲みに来られて

嘆いておられました。カンボジアの為に

頑張っているのに当のカンボジア人が

ゴミをポイ捨てして下水を詰まらせる

意味ね～じゃん！

話しがズレてしまったので元に戻します

カンボジアは確かに魅力的な側面も有りますが

ビジネスを継続して行くのが非常に

困難な土地柄です

なのに出店される方が後を立ちません

答えは無責任な出店コンサルタントに

騙されてる方が非常に多く

その殆どが1年以内に撤退しております

長年カンボジアに住んでる人なら

エリアの名前聞いただけで洪水エリアや

頻繁に停電が起きる停電エリアが

解ります

しかし出店コンサルタントの方は

知ってか知らずかとんでもないエリア

を紹介してたりします

驚いたのは元ベトナム系売春ビルで

殺人事件が起こった場所が有り

地元のカンボジア人でも近づかない

曰く付きの物件で最近日本食レストラン

がオープンしました

普通に有り得ません(笑)

近所の子供からお化け屋敷と呼ばれてる

ビルです

お店がオープンした時オーナーの方が

当店にご挨拶に来られ少し話しをしましたが

酷いと思いました

聞けばコンサルタントの方に

出来るだけカンボジアに長く

在住している日本人とは関わらない方が

いいですと言われたようです

確かに僕がオープン前にこの話しを

聞いていれば絶対に止めたでしょう

僕は何も言わず黙って日本人オーナー

のお話を聞いてました

日本人オーナーの方もコンサルタントの

方に伺ってた在住者の人物像と僕が

余りにも違っていたので少し困惑された

ご様子。

僕が黙って素直に話しを聞いているので

信用して頂けたみたいでしたが

後の祭り、法外な出店コンサル料金

確か150万円〜200万円(内装、その他諸経

費は別)だと聞いております

本人が納得して支払ってますので

法的にはなんの罪にも問われません

ちなみに僕ならその出店料だけで

店三軒は開けます(笑)

カンボジアは遊びに来られる分には

楽しい国だと思いますが

ビジネスに関してはまだインフラや

法的制度が未熟で念入りな下準備が

必要になります。

皆様には大切なお金を有効に使って

頂きたいと切に願うばかりです

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